岡山県鏡野町百谷
Road Map :中国道の院庄ICからR179を北進して県道392号線を
経由して県道75号線に入り、奥寺ヶ谷の集落を抜ける。
Route Map:集落奥の林道を舗装の終わりまで入って行く。
『日本の滝百選』 滝見を終えたと思っていたが、寺ヶ谷の滝ではなく、一の滝だけを見て引き返していた。
寺ヶ谷の滝
上流に更に滝が連続しているとはつゆ知らず、滝見を終えたと満足して帰宅したのだが、今日見たのは滝群の最初の滝 ”一の滝”と知ってがっかりであったが、”一の滝”を間違って
”寺ヶ谷の滝”と間違って引き返す人は多いらしい。
リベンジはしてみたいが、今回 ”一の滝”は上れないと判断しているので、リベンジしても上れるのかは不明である。
今日の岡山県の滝巡り
八兵衛滝 → 大海里の滝 → 屋敷の滝 → 横野滝 → 寺ヶ谷の滝
寺ヶ谷の滝 (落差20m)
ちょっとした勘違いから県道75号線に辿り着くのに時間を要してしまい、一時はもう止めて帰ろうかとも思ったが、折角、鏡野まで来て勿体ないので林道だけでも見付けてそれから判断することにした。
横野滝と違って道路には道標がまったく出ておらず、奥寺ヶ谷の集落に入っても道が判らず、何度か住民に道を聞くことになる。
てらがやのたき
散策時間:往復1時間16分(本滝まで達することが出来ず)
昔はかなり奥まで林道を走れた様である。
舗装された林道を上って行くと三叉路となり、そこからはどちらに進めば良いのか判らなくなり、ここに車を停めて沢に降りる林道をチョイスする。(正解は林道を真っ直ぐ進む。だったが林道は悪路だった。)
遅い時間からの出発となってしまい、15時47分に沢に向かう。
沢沿いにも昔の林道跡が残っており、しばらくは林道跡を歩く。
林道跡も藪になってしまい、入渓して沢登りで進む。
ここでは無いが、この次に濡れずには越えられない滝が出て来て、濡れてしまおうかと悩んでしまう。
沢登りも倒木が多く、小さな滝が次々と出て来るので中々捗らない。
左岸を見上げると、林道が通っている様に見えたので這い上がってみると三叉路でみた林道に出ることが出来た。これでズボンを濡らさずに済んだ。最初からこの林道を歩いておれば良かったのだ。
最近、車が走った形跡のない林道歩きは楽チンである。
しかし、林道跡も終わり沢沿いの薮を歩くことになる。
踏み跡は微かにあるが、無いに等しい。
沢登りの方が楽かとも思ったが、次々と小さな滝が出て来るので沢登りも困難に思えた。
僅か残る踏み跡を辿って沢沿いを進んで行くが、さっさとは歩けない。
小さな無名滝が数多く出て来るが、早くしないと陽が暮れてしまうので、小さな滝をゆっくり見ている余裕がない。
沢沿い歩きも草が茂り、倒木が多い。
崖っぷちの藪をトラバースして行くと、大きな滝が見えて来た。
沢へに降りる道が無いので適当に崖下りする。っ
30分程で落差20mの二段瀑である ”一の滝”に着くが、この時点では上流にまだ滝が続いていることを知らず、これが ”寺ヶ谷の滝”と思っていた。帰宅後に知ったことであるが、
ここから右岸を登って上流の滝に行くらしいが、現地で見た限りでは上れるとは思えなかった。
”寺ヶ谷の滝”を見ることが出来たと満足して復路に付くが、崖っぷちのトラバースで倒木で身動きが取れなくなり、時間を要してしまう。林道跡に戻ることが出来て一安心する。後は淡々と歩くだけとなる。
林道跡歩きから往路で沢登りした流れを見る。
ここからでも小滝の多さが見て取れる。
一の滝:20m
二の滝:10m
本 滝 :30m